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クイックパッドについて
特によくあるご質問
Q 001:キズの状態をどのようにして観察するの?
・クイックパッドをはがさずに、毎日一回はキズと貼付部の状態を(赤みや腫れ等の異常がないか)観察します。ズキズキした痛み等の自覚症状がある場合は、はがして確認してください。
・貼り替えの際は必ず、水道水等でしっかりキズやキズの周囲を洗ってください。
・特に お子様の場合は、保護者の方が貼り替えの際に、必ずキズを確認するようにしてください。
Q 002:貼ったままシャワーや入浴はできるの?
・クイックパッドには防水性があり貼ったままでシャワーや水仕事が可能です。しかし端の方がはがれたり隙間があったりすると、その部分から水分を吸収し、クイックパッドが過剰にふやけてしまい、はがれることがあります。その場合は、新しいクイックパッドに貼り替えてください。
・特に お子様に使用する時には、はがれやすくなっていないかを、保護者の方がよく確認してください。
Q 003:いつ貼り替えるの?はがすタイミングは?
・体液(滲出液)がクイックパッドから漏れていたり、端の方からはがれてきたら貼り替えてください。
・また、クイックパッドの上から感染等(キズ口の周りが赤くなっていたり、ズキズキした痛み・熱や膿を持ってたりしていること)の自覚症状がないか、毎日確認してください。異常があった場合は、クイックパッドの使用を中止してください。
・キズは、治るにしたがって白い膨らみが目立たなくなってきます。上皮が出来て、体液(滲出液)がでてこなくなったときがはがすタイミングです。
Q 004:特にかゆみ等はないが、はがす目安は?
・クイックパッドが体液(滲出液)を吸収し、数日経過し、クイックパッドの白い膨らみが貼付した当初より小さくなった状態であれば、一度はがして患部を確認してください。
・キズから体液(滲出液)がでておらず、薄皮が出ている状態であれば、クイックパッドの使用を中止し、通常の救急絆創膏等にて患部を清潔に保護してください。
Q 005:体液(滲出液)が周囲から漏れてきた
・クイックパッドの端から体液(滲出液)が漏れ出てきた場合は、クイックパッドの吸収量をこえて体液が出ているためです。すぐにはがしてキズ口の状態を確認した上で、キズとその周囲を水道水でよく洗った後に水気を取り、まだ体液が出ているようであれば、新しいクイックパッドに交換してください。
Q 006:何日くらい貼れば治るの?
・治療にかかる日数は、キズの種類、程度、個人差によって異なりますので、一概に何日で治るとは言えません。白い膨らみが目立たなくなり、上皮が出来て体液が出てこなくなったらキズが治っている状態です。
・クイックパッドをはがして、救急絆創膏等で保護してください。
Q 007:キズが小さいので切って使えますか?
・切らずに一枚ずつ使用してください。
・クイックパッドの表面は防水・防菌のフィルムで覆われており、バイ菌や水の侵入を防ぐ設計になっています。クイックパッドを切ってしまうと断面が露出して防水・防菌の性能を発揮できなくなり、患部を清潔に保持できなくなります。
・また切った切断面から外部の水分を過剰に吸収し、クイックパッドがふやけてしまうので、十分な粘着力を保つことが出来なくなってしまいます。
Q 008:キズが大きいので重ね貼りして使えますか?
・重ね貼りは出来ません。重ねて使用すると、隙間やつなぎめなどにより、十分に体液を吸収できない可能性があります。1枚でキズより十分に大きなクイックパッドを貼付してください。
Q 009:なぜ殺菌・消毒液と一緒に使えないの?
キズが治る上で必要な細胞組織を破損し、治りを遅らせてしまうものもあります。殺菌・消毒液を使用した際は水道水で殺菌・消毒液を十分に洗い流してください。
Q 010:毎日貼り替えなくて大丈夫なの?
感染の症状(キズ口の周りが赤くなっていたり、ズキズキした痛み・熱や膿を持っていること)がなく、端の方がはがれたり、滲出液が漏れたりしていなければ、最長5日間は連続貼付可能ですが、3日間を目安にキズ口を直接確認することをおすすめします。
キズの直り方
Q 011:クイックパッドを貼ると、なぜキズが早く治るの?
キズ口から滲み出てくる体液(滲出液)の中には、細胞の中には、細胞の成長やキズの再生を促す因子、「キズを治す成分」が含まれています。クイックパッドは、この体液を吸収、保持し、キズが治るために最適な湿潤環境を維持し、「キズを治す成分」の活動に適した環境を整えることでキズを早くきれいに治します。
Q 012:なぜキズがきれいに治るの?
・皮膚が再生する際には、キズの中を上皮細胞(表皮になる細胞)が遊走(増殖して移動)します。湿潤環境は上皮細胞が体液(滲出液)の中をスムーズに遊走できる状態をつくり、キズ口をなめらかに覆うことができます。
・その結果、皮膚を早くきれいに再生することができます。
Q 013:何日くらい貼れば治るの?
・治療にかかる日数は、キズの種類、程度、個人差によって異なりますので、一概に何日で治るとは言えません。白い膨らみが目立たなくなり、上皮が出来て体液が出てこなくなったらキズが治っている状態です。
・クイックパッドをはがして、救急絆創膏等で保護してください。
Q 014:貼るだけで痛みがやわらぐのはなぜなの?
・キズの痛みは、神経の末端が乾燥することがその一因です。またキズは乾燥すると、より多くの炎症がおこり、痛み、かゆみを伴いながら、厚いカサブタを成形します。
・一方で、キズに残った異物は、取り除かれない限り慢性的な炎症反応の原因となり、痛みが続きます。
・クイックパッドは、キズ口を密閉して湿潤環境を整えることで、乾燥による神経への刺激をおさえて、かつ炎症反応の原因となる異物の侵入を防ぎます。このようなことから、キズへの痛みをやわらげることができるのです。
・貼り替える時も、神経の末端が湿潤環境におかれているので、神経への刺激が緩和されて痛みが少なくなります。
使用に際して
Q 015:どんなキズに使えるの?
軽度の切りキズ、すり傷、かき傷、あかぎれ、さかむけ、靴ずれ等の創傷。また、軽度の熱傷を保護できます。
Q 016:軽度の熱傷(やけど)とはどんな熱傷(やけど)なの?
・軽度の熱傷(やけど)とは、例えばやかんにちょっと触って皮膚が赤くなった程度のもの。水ぶくれができている場合は、水ぶくれの上からクイックパッドは貼れませんので水ぶくれが破れないように注意を払ってください。
・もし水ぶくれが破れてしまったら、水道水等で(キズ口とその周囲を)洗ってからクイックパッドを貼って下さい。
・また、熱傷(やけど)で損傷した皮膚は感染をおこしやすくなっていますので、経過観察は注意深く行ってください。さらに軽度の熱傷(やけど)の判断がつかないようであれば、必ず医師の診察を受けてください。
Q 017:使ってはいけないキズはありますか?
【以下のケガ・キズには使用しないでください】
・感染がみられるキズ(キズ口の周りが赤くなっていたり、ズキズキした痛みが続いたり、膿を持っていたり、熱や腫れ等の異常が認められるキズのこと)。
・感染を起こす可能性のあるキズ(筋肉・骨・腱が見えるような深いキズ、かさぶたがすでにできているキズ、動物や人に咬まれたキズ)。
・異物(ガラス、木片、砂、ほこり衣類の繊維など)が入り込んだキズ。
・受傷してから時間が経ったキズ。すでに家庭で他の手当てをしたキズ。
・にきび、湿疹、虫さされ、皮膚炎などの症状、及びそれらをかきむしったキズ。
・重傷、原因のわからないキズ。
Q 018:使ってはいけない部位はありますか?
目の周囲や、唇などの粘膜への使用は避けてください。また、毛髪や体毛の濃い部分は十分に接着できず、キズ口を完全に保護できない場合があります。
Q 019:靴ずれの乾いたキズには使えますか?
靴ずれの乾いたキズでも保護としては使用できます。
Q 020:体液と膿の違い
体液は無色、又は薄い黄色みがかっているが粘り気はなく、無臭です。膿は淡黄色から緑色でねばねばしており、臭いがします。またキズ口の周りに発赤ができ、ズキズキとした痛みがあります。
Q 021:かさぶたの上から使えますか?
かさぶたができたキズは乾いており、体液(滲出液)はでていません。体液のでていないキズにはクイックパッドは使えません。
Q 022:使用期限が過ぎていますが使えますか?
使用期限が過ぎたクイックパッドは使用しないでください。
Q 023:一度使ったものを再度使えますか?
感染の恐れが高くなりますので、一度使用したものは再使用しないでください。
Q 024:キズが小さいので切って使えますか?
・切らずに一枚ずつ使用してください。
・クイックパッドの表面は防水・防菌のフィルムで覆われており、バイ菌や水の侵入を防ぐ設計になっています。
・クイックパッドを切ってしまうと断面が露出して防水・防菌の性能を発揮できなくなり、患部を清潔に保持できなくなります。
・また切った切断面から外部の水分を過剰に吸収し、クイックパッドがふやけてしまうので、十分な粘着力を保つことが出来なくなってしまいます。
Q 025:キズが大きいので重ね貼りして使えますか?
重ね貼りは出来ません。重ねて使用すると、隙間やつなぎめなどにより、十分に体液を吸収できない可能性があります。1枚でキズより十分に大きなクイックパッドを貼付してください。
Q 026:床ずれ(褥瘡)に使用できますか?
・床ずれは継続的な圧迫により生じる慢性創傷なので、使用せず、必ず医師による治療を受けてください。
・褥瘡につきましては、見た目以上に深いキズの場合が多いのでご使用いただけません。また褥瘡があるお年寄りの方は痛みを感じにくくなっている場合がありますので、ご使用中の異常(赤みやかゆみ等)に気付かず、症状が悪化する恐れがありますので、ご使用をお控え頂きますようお願いします。
Q 027:なぜ3歳未満は使えないの?
3歳未満の乳幼児は皮膚がまだ薄い未発達の時期です。皮膚がとても薄く弱いため、剥がす時に皮膚を傷める恐れがあります。また誤飲の恐れもあるため使用できません。
Q 054:クイックパッドのような湿潤療法用絆創膏は、通常の絆創膏とどう違いますか?
・湿潤療法用絆創膏は、キズ口から出る体液を保持し、最適な湿潤環境を保つことで、キズの治りを早め、きれいに治すことを目的としています。
・通常の絆創膏は、キズ口の被覆や保護を目的としています。
使用にあたり特に注意が必要な方
Q 028:高齢者にも使用してもいい?
・使用上の注意にしたがって、一般成人と同じようにご使用ください。
・高齢者の方は肌が弱くなっていますので、はがす時には皮膚をいためないよう注意して、ゆっくりとはがしてください。
Q 029:糖尿病や血行障害で治療を行っている方
・糖尿病の人は感染症にかかりやすく、キズが悪化しやすいことが知られています。皮膚に栄養障害が生じやすく、バイ菌に対する免疫力・抵抗力が低下し、組織再生力が低下します。
・また高血糖状態では体に入り込んできたバイ菌等に対する白血球の遊走能力が低下し、感染しやすくなります。
・更に合併症の神経障害等により、痛みを感じずに感染症に気づくのが遅れ、キズを悪化させてしまう恐れがあります。
使用にあたっては医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
Q 030:アレルギーやアトピーなどの症状のある方、救急絆創膏等でかぶれなどの過敏症状を発症したことがある方
・クイックパッドは皮膚パッチテストを行っていますが、救急絆創膏等に過敏症状を経験した事がある場合は、使用を控えてください。皮膚の弱い方はまれに色素沈着が起こることがあります。
・ご使用の際には医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
貼る前に
Q 031:キズの洗浄方法を教えて
キズとその周囲の異物やバイ菌を水道水でしっかり洗い流してください。
Q 032:キズの洗浄方法が十分でないとどうなるの?
・キズ口の洗浄が不十分な場合、キズ口に残った異物等がバイ菌の増殖源となり、感染や化膿の原因になります。
・砂等が入り込んで水洗いしても取れない場合は、病院で受診してください。
Q 033:血が出ていますが使用できますか?
・血液がにじむ程度であれば、貼付しても問題ありません。
・血が出ている場合はクイックパッドがつきにくくなり、キズに密着できなくなります。患部をよく水洗いして止血してから使用してください。
・数分経っても血が止まらない場合は、病院を受診してください。
Q 034:なぜ殺菌・消毒液と一緒に使えないの?
キズが治る上で必要な細胞組織を破損し、治りを遅らせてしまうものもあります。殺菌・消毒液を使用した際は水道水で殺菌・消毒液を十分に洗い流してください。
Q 035:なぜ消毒軟膏やクリームと一緒に使えないの?
・軟膏やクリームが塗ってあると、皮膚への粘着性が悪くなりはがれやすくなります。また、消毒液はキズが治る上で必要な細胞組織を破損し、治りを遅らせてしまうものがあります。
・消毒軟膏やクリームを使用した場合は水道水で殺菌・消毒液を十分に洗い流してください。
Q 036:毎日貼り替えなくて大丈夫なの?
感染の症状(キズ口の周りが赤くなっていたり、ズキズキした痛み・熱や膿を持っていること)がなく、端の方がはがれたり、滲出液が漏れたりしていなければ最長5日間は連続貼付可能ですが、3日間を目安にキズ口を直接確認することをおすすめします。
Q 037:キズ口にうまく貼ることができない
・キズ口とその周辺の水分、油分をふき取った後、クイックパッドを両手で1分間位温めてから貼付してください。
・貼付後もクイックパッドの上から1分間位さらに温めて頂くと皮膚への粘着性がさらに良くなります。
・関節には少し曲げた状態で貼る方がきれいに貼れます。
貼っている時
Q 038:キズや貼ったところがかゆくなった
・キズが治っていくにつれて、かゆみが出てくることがあります。人によっては粘着剤が肌に合わない方もいますので、一度剥がして赤みがひどくないかを確認してください。
・キズの周りがかゆい場合は、常在菌が繁殖して皮膚トラブルを起こしている可能性があります。かぶれを予防するためにもクイックパッドを貼る前に、キズだけでなくキズの周りも十分に洗い、水分もしっかりふき取ってください。
・ズキズキするような痛みや腫れ等の自覚症状が続く場合は、キズに異物が残って感染している可能性があるので、医師等に相談してください。
Q 039:貼っているが白く膨らまない
・体液が出ていないキズ、受傷後に時間が経ち乾いたキズなどは、クイックパッドが体液を吸収できないため白く膨らみません。そのような場合は使用を中止して医師にご相談ください。
・またクイックパッドを何度か貼り替えて、キズが治っている状態も白く膨らみません。クイックパッドは使用せず救急絆創膏等で保護してください。
Q 040:キズの治りが悪いときはどんな症状なの?
・いつまでもズキズキした痛みが引かない場合や、赤く腫れている場合。
・2~3日ごとに貼り替えながら一週間以上経ってもキズ口に治る見込みが見られない場合。
には、キズの治りが悪いと判断し、医療機関で受診してください。
Q 041:キズの状態をどのようにして観察するの?
・毎日一回はクイックパッドをはがさずにキズと貼付部の状態を観察し、ズキズキした痛み等の自覚症状がある場合ははがして確認してください。
・貼り替えの際は必ず、水道水等でしっかりキズやキズの周囲を洗ってください。特にお子様の場合は、保護者の方が一度はがして、キズの状態を必ず確認してください。
Q 042:貼ったままシャワーや入浴はできるの?
・クイックパッドには防水性があり、貼ったままでシャワーや入浴が可能です。しかし、端の方がはがれたり隙間があったりすると、その部分から水分を吸収し、クイックパッドが過剰にふやけてしまいはがれることがあります。
・その場合は、新しいクイックパッドに貼り替えてください。
・特にお子様に使用する時には、はがれやすくなっていないかを、保護者の方が、よく確認してください。
Q 043:長時間の水仕事はできるの?
・水やバイ菌の侵入を防ぐので、貼ったまま水仕事や料理ができます。水仕事をする前にクイックパッドが皮膚に密着していることを確認してください。
・貼る時に十分にクイックパッドを温めない場合、皮膚の汚れや水分の除去が不十分な場合は、皮膚とクイックパッドが密着せず、はがれやすくなります。
Q 044:貼っているあいだに蒸れたりしないの?
保持した水分はクイックパッドの表面から少しずつ蒸発しますが、激しい運動やサウナ等で日常生活以上の汗をかくと蒸れることもあります。このような時は、キズとキズ周辺を水道水で洗い流して、新しいものと貼り替えてください。
Q 045:汗をたくさんかいた後はどうしたら良いですか?
激しい運動やサウナ等の日常以上の汗をかくと蒸れたり、汗が皮膚刺激になることもあります。このような時は、クイックパッドを剥がしてキズとキズの周囲を良く水道水で洗い流して、新しいものと貼り替えてください。
貼り替える時、剥がす時
Q 046:いつ貼り替えるの?はがすタイミングは?
・体液(滲出液)がクイックパッドから漏れていたり、端の方からはがれてきたら貼り替えてください。また、クイックパッドの上から感染等(キズ口の周りが赤くなっていたり、ズキズキした痛み・熱や膿を持ってたりしていること)の自覚症状がないか、毎日確認してください。
・異常があった場合は、クイックパッドの使用を中止してください。
・キズは、治るにしたがって白い膨らみが目立たなくなってきます。上皮ができて体液(滲出液)が出てこなくなったときが、はがすタイミングです。
Q 047:特にかゆみ等はないが、はがす目安は?
・クイックパッドが体液(滲出液)を吸収しながら数日経過し、クイックパッドの白い膨らみが貼付した当初より小さくなった状態であれば、一度はがして患部を確認してください。
・キズから体液(滲出液)はでておらず、薄皮が出ている状態であればクイックパッドの使用を中止し、通常の救急絆創膏等に切り替えて、患部を清潔に保護してください。
Q 048:端の方がめくれてきたが、貼り替えた方が良いか?
・端がめくれてきた場合ははがれやすくなったり、密着できずにキズを治すために必要な湿潤環境を保てなくなります。
・また水やバイ菌が入りやすくなると感染や化膿の恐れがありますので、新しいものに貼り替えてください。
Q 049:体液(滲出液)が周囲から漏れてきた
・クイックパッドの端から体液(滲出液)が漏れ出てきているのは、クイックパッドの吸収量をこえて体液が出ているためです。
・すぐにはがしてキズ口の状態を確認した上で、キズとその周囲を水道水でよく洗います。水気を取ってから、まだキズ口から体液が出ているようであれば、新しいクイックパッドに交換してください。
Q 050:はがそうとするが、キズ口にくっついてはがれない
クイックパッドの粘着面を、ぬるま湯等でやわらかくしながら、キズ口を傷めないようにゆっくりとはがしてください。
Q 051:貼り替えるときにキズをはがしてしまいました
・再生してすぐの表皮はとても弱く、薄くなっています。はがす際は再生した表皮をはがさないように、お湯等に浸しながらクイックパッドと皮膚との間にお湯等を浸み込ませ、クイックパッドをふやかすような感じでゆっくりと注意深くはがすと皮膚を傷めずにはがすことが出来ます。
・もしも再生した表皮をはがしてしまった場合には、キズとその周囲を洗浄して、新しいクイックパッドを貼ってください。
Q 052:貼り替えるときにも洗浄した方が良いですか?
貼り替える際にキズ口の汚れを水道水で洗い流すことで、キズを清潔に保つことができます。水道水で洗い流したあとは、キズの周りの水分をきれいにふき取ってから、新しい製品をご使用ください。
Q 053:はがしたときにキズにゲル状のものが残った
・透明で臭いがないゲル状のものは、キズ口から体液(滲出液)をクイックパッドが吸収して残ったものなので、水道水やお湯等でしっかり洗い流して貼りかえてください。
・ゲル状のものが淡黄色で粘り気があり臭いがする場合は、感染した膿の可能性がありますので、この場合はクイックパッドの使用を中止し、医師の診断を受けてください。
キズケア用品について
使用する前に
使用中
Q 064:絆創膏の粘着成分でかぶれてしまいます。どうすれば良いですか?
絆創膏をはがして使用を中止してください。低刺激タイプの絆創膏や紙テープ+ガーゼに変更する。という方法もありますが、症状が強い場合は皮膚科で早期に診察を受けることをおすすめします。
貼り替える時、はがす時
Q 065:絆創膏はどれくらいの頻度で交換すべきですか?
一般的には、1日2~3回が目安です。ただし、状況によって交換頻度は変わります。
交換の目安としては以下の通りです。
・絆創膏(パッド部)が濡れた場合(入浴・汗)・・・すぐ交換
・絆創膏(パッド部)が汚れた、はがれかけている・・・すぐ交換
・ハイドロコロイドタイプ(湿潤療法用)・・・2〜3日程度で最大5日間。但しかゆみが出たり赤くなってきたら、はがして使用を中止する。
Q 066:絆創膏を剥がす際に痛いです。痛みを軽減する方法はありますか?
剥がす前にぬるま湯で絆創膏を湿らせたり、お風呂上りなど皮膚が柔らかい時に、皮膚を抑えながら毛の流れに沿ってゆっくりと剥がすと痛みが軽減されることがあります。
Q 067:肌に粘着製品を貼ったらべたべたやテープが取れません。粘着剤を取る方法はありますか?
ぬるま湯に浸して粘着剤がやわからかくなったら、ゆっくりこすって取ってみてください。こすりすぎると肌を痛めますのでご注意ください。
使用に際して
Q 055:使用期限が過ぎた絆創膏は使っても大丈夫ですか?
使用期限が過ぎた絆創膏は、使わないで廃棄してください。理由は主に次の2点です。
①粘着力が弱くなる
経年で粘着剤が乾燥・劣化し、皮膚にしっかり貼れなくなります。しっかり密着しないと、細菌が入りやすくなり感染リスクが上がります。
②滅菌性が低下する
長期間経過すると滅菌包装の効果が落ちます。これも感染やキズの治りに悪影響を与える可能性があります。
以上の理由により、使用期限が過ぎた絆創膏は、使わないで廃棄してください。経年で粘着力や滅菌性、防水性が低下することにより、感染リスクやキズの治りに悪影響を与える可能性があります。古いものは処分して新しい絆創膏をご使用ください。
Q 056:どのようなキズにどのタイプの絆創膏を選べば良いですか?
絆創膏はキズの深さや部位、滲出液(しんしゅつえき)の量によって選ぶとキズを清潔に保ちやすくなります。以下を参考にしてください。
①軽いすり傷・切り傷(出血少なめ)
・おすすめタイプ:普通のパッド付絆創膏
・特徴:小さなキズを保護するのに十分。
②多少出血や滲出液があるキズ
・おすすめタイプ:吸収性パッド付き絆創膏(ワンタッチパッド等)
・特徴:パッドが液体を吸収して皮膚を保護する。キズ口が直接乾燥しすぎない
③湿潤療法をしたいキズ(浅い切り傷やすり傷)
・おすすめタイプ:ハイドロコロイドタイプ(クイックパッドなど)
・特徴:キズ口を湿った状態に保ち、治癒を促進する。数日貼ったままにできる。
④関節・指先など動きが多い場所
・おすすめタイプ:伸縮性のあるテープ素材の絆創膏
・特徴:動きに追従して剥がれにくい
⑤水に濡れる可能性がある場所
・おすすめタイプ:防水タイプ(フィルムタイプ、防水シート付き)
・特徴:お風呂・プール・手洗いでも剥がれにくい。テープが水を通さないのでキズ口を保護。
Q 057:子供が絆創膏を嫌がります。何か良い方法はありますか?
子どもが絆創膏を嫌がる理由は、経験的に「剥がすと痛い」と感じていることが多いです。次の方法を試すと、少し受け入れやすくなるかもしれません。
①理由を優しく説明する
・「バイキンが入らないようにするよ」
・「ケガが早く治るお手伝いだよ」
②好きなデザインを選ばせる
・キャラクターや柄付き絆創膏を選べるようにすると楽しみに変わります。
③貼り方・剥がし方を工夫する
・毛の少ない方向に貼る。
・入浴後など肌が柔らかい時に剥がす。
・剥がすときは皮膚を押さえながら横方向にゆっくりと。
④貼れたことを褒める
・「すごいね!」「これで安心だね」と声をかける。
⑤注意をそらす
・動画・おやつ・おもちゃで気をそらす。
・ぬいぐるみに貼る見本を見せる。
※個人差があります。痛みや不快感が強い場合は無理に貼らず、様子を見ながら対応してください。
Q 058:消毒液はキズに必ず使うべきですか?
軽度な切りキズやすり傷の場合、水道水で十分に洗い流すだけでも良いとされています。
消毒液を使用する場合は、製品の指示に従い、必要に応じて医師や薬剤師、登録販売者にご相談ください。
Q 059:糖尿病患者でも絆創膏を使用できますか?
糖尿病の方はキズの治りが遅くなったり、感染しやすくなるなどの傾向がありますので、絆創膏の使用前には必ず医師にご相談ください。
Q 060:絆創膏は、動物(ペット)がケガをした場合にも使えますか?
動物へのご使用はお控えください。動物のキズについては、動物病院にご相談ください。
貼る前に
Q 061:キズが化膿しているようです。絆創膏を貼っても大丈夫ですか?
化膿しているキズには、絆創膏を貼らずに医療機関を受診してください。感染を悪化させる可能性があります。
Q 062:医療機関を受診する目安を教えてください。
深いキズ、広範囲のキズ、出血が止まらないキズ、異物が刺さっているキズ、感染の兆候(強い痛み、腫れ、発熱、膿が出るなど)が見られる場合は、速やかに医療機関を受診してください。
Q 063:縫合した後のキズに絆創膏を貼っても良いですか?
縫合後のキズの処置については、必ず医師の指示に従ってください。自己判断で絆創膏を貼ると、治癒を妨げる可能性があります。
キズの治り方
Q 068:キズが治った後、赤みや色素沈着が残ってしまいました。どうしたら良いですか?
紫外線対策も重要です。気になる場合は、皮膚科医にご相談ください。
磁気バンについて
使用に際して
Q 069:磁気バンのSとXの違いは何ですか?
・磁気バンSは磁束密度が100mT(ミリテスラ)、磁気バンXは200mT(ミリテスラ)と磁束密度に違いがあります。
・T(テスラ)は磁束密度を表す単位です。かつては、G(ガウス)という単位を用いていましたが、ガウスをSI単位系に基づく単位に置き換えるためにテスラが定められました。10G = 1mTに相当します。
・磁気バンXの方が磁束密度が高い分、磁力は強くなります。なお磁気バンSは、当社こだわりの「片面着磁」方式を採用しています。
Q 070:磁気バンはどのくらいで交換したらよいですか?
2~3日毎に貼り替えて下さい。皮膚の弱い方は、同じ場所に連続して使用しないでください。
また使用中に違和感がある場合には、すぐにはがして使用を中止してください。
Q 071:磁気バンの磁石はテープ部分を貼り替えて使えますか?
磁気バンのテープを貼り替えてのご使用はお薦めしておりません。
磁気バンは、貼付用テープと磁石が一体となった医療機器で、ご使用後は、廃棄していただく事を前提として商品化しています。磁石は永久磁石のため磁力はなくなりませんが、以下の理由により、再使用なさらないでください。
①使用済み磁石を他のテープに貼りかえて使用した場合、万が一磁石に雑菌が付着すると、かぶれ等の原因となる可能性があります。
②テープから外して磁石のみで保管したものを、お子様や監督を必要とする方(お年寄り等)が誤って飲み込んでしまうと、体内で磁石同士が腸壁をはさんでくっつく等、重大な疾患へとつながる可能性があります。使用後はテープから磁石を外すことなく、そのまま廃棄してください。
衛生用品について
マスクについて
Q 072:マスクはどれくらいの頻度で交換すべきですか?
マスクの交換頻度はマスクの種類や使用状況によって変わります。基本の目安は以下の通りです。
①不織布マスク(一般的な使い捨てマスク)
・目安:1日1回
・交換タイミング:汚れた時。湿っている時。臭いが気になる時。長時間の使用(目安:4〜8時間)で吸湿されるため、1日1回の交換が推奨されます。
②布マスク
・目安:使用後に洗濯
・交換タイミング:口元が湿った時。汚れた時。臭いが気になる時。
・使用後の取り扱い:洗濯して清潔にしてから再利用する。
Q 073:不織布マスクとウレタンマスク、どちらが効果的ですか?
不織布マスクとウレタンマスクでは、飛沫やウイルスのブロック効果に差があります。
①不織布マスク
素材:ポリプロピレンなどの不織布
効果:飛沫(咳・くしゃみなど)をしっかりカット。ウイルスや微粒子に対するろ過効率が高い。
②ウレタンマスク
素材:柔らかいウレタンスポンジ
効果:飛沫の捕集率は不織布より低い。ウイルス粒子のカット率も低め。
Q 074:マスクは花粉対策にも有効ですか?
はい、当社の不織布マスクは微粒子捕集フィルターを採用しており、花粉や微細な粒子の捕集に有効です。花粉対策用マスクとして購入される場合には、製品パッケージに花粉捕集効率が記載されている商品をおすすめします。
Q 075:マスクの耳ゴムが切れてしまいました。修理して使えますか?
使い捨てマスクは一度破損すると、本来の性能が発揮できなくなる可能性がありますので、新しいものに交換することをおすすめします。
Q 076:マスクの正しい装着方法を教えてください。
ノーズフィッターを鼻の形にしっかりと合わせ、プリーツを顎まで広げ、顔とマスクの間に隙間ができないように装着してください。プリーツタイプの場合、ノーズフィッターを上にして上下にヒダを広げ、前に飛び出す方が外側となります。
Q 077:マスクを捨てる際の注意点を教えてください。
使用後のマスク外側にはウイルスや菌が付着している可能性があるため、外面が内側に来るように折りたたんで小さく丸め、ビニール袋などに入れてから封をして捨てるようにしてください。
Q 078:使用済みのマスクはどのように廃棄すれば良いですか?
一般的な家庭ごみとして処分いただけます。分別については自治体の区分をご確認ください。
Q 079:子供用のマスクは、大人用と何が違いますか?
子供用のマスクは、子供の顔のサイズに合わせて小さく作られており、耳ゴムの長さも調整されています。呼吸しやすいように配慮された素材や構造の製品もあります。
その他衛生用品について
Q 080:衛生用品の保管方法で注意すべきことはありますか?
直射日光を避け、高温多湿にならない涼しい場所で保管してください。品質劣化を防ぎ、小さなお子様の手の届かない場所で保管することも重要です。