当社はキズケア製品のリーディングカンパニーとして
人に寄り添うことを大切にしています。
阿蘇製薬は、創業以来75年以上にわたり、確かな品質と技術力でキズケア製品を中心に数多くの商品を開発してきました。プライベートブランド商品から自社ブランド製品、さらに新たなカテゴリー創出まで、常に時代のニーズに応える挑戦を続けています。
PB（プライベートブランド）商品開発
Private Brand Product Development
当社は「キズケア商品」プライベートブランドのトップランナー
阿蘇製薬は、「キズケア」のプライベートブランド商品開発を、業界に先駆け1970年代からスタート。50年以上にわたり、日本の各業界トップ企業と共にPB商品開発を進めてきました。お客様ならびに各パートナー企業からの厳しい要求に応え続けてきたことで、技術力や生産効率を高め、高い商品力と安全・安心品質を築きあげてきました。
PB商品開発の重要ポイント
当社はプライベートブランド（PB）の商品開発において、下記の5点を重要なポイン トと考えています。大手小売業者様、流通業者様が成功するPBをつくるため、戦略的視点と消費者志向の双方から、最適なPB商品開発に取り組んでいます。
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ターゲットの明確化
- 誰のための商品か（価格重視層か品質重視層か）、ターゲットを明確にした商品設計。
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差別化要素の設計
- NB（ナショナルブランド）との差別化ポイ ント（付加価値）の明確化。
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品質管理と信頼性
- PB全体の信頼を高めるため、NB商品と同等もしくはそれ以上の品質基準の達成。医薬品、医薬部外品、医療機器のPB商品だからこそ、信頼性、安全性は最重要と考えています。
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価格戦略
- 消費者にとって納得感のある価格設定となるために。原価構造や流通経路を加味しながらも、安いだけでは得られない満足感のある商品を、最適な価格で提案します。
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売場設計販促との連動
- パッケージデザインの提案。商品ラインアップ提案。棚割り提案から店頭演出への連動など、単なる「安価な選択肢」とならない、ブランド価値とストーリー性の提案。
阿蘇製薬は、これまでの50年以上にわたるPB商品開発の歴史とその経験、そして信頼関係の構築により、2005年以降の20年間で、142社のお客様に対し、のべ1,703種以上の商品を提供するPB/OEMパートナーメーカーへと発展しています。
PB/OEM供給先トータル
142社 1,703SKU ※2005年以降の直近20年間実績
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ドラッグストア
32社
664SKU
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コンビニエンスストア
10社
149SKU
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総合スーパー
5社
149SKU
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スーパー
14社
83SKU
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ホームセンター
5社
50SKU
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メーカーOEM
34社
235SKU
その他業界(団体)： 42社、373SKU
自社ブランド商品開発
In-house Brand Product Development当社はキズケア製品の国内専業メーカーとして、確かな品質と高い生産技術を強みとし、創業から75年以上にわたり、商品開発、製造技術、販売ノウハウを積み重ねてきました。救急絆創膏、ハイドロコロイド製剤、貼付式磁気治療器、魚の目除去用絆創膏、非固着性ドレッシング材、防水フィルムなど、一般家庭から医療機関まで、阿蘇製薬の製品は世界中で使用されています。
ユーザー視点に立った課題解決型の商品開発
ケガの部位や使用シーンによって求められる性能は異なります。たとえば、関節部分で使用される場合の伸縮性、水仕事で使用しても剥がれにくい防水性と粘着力、傷口に使用する衛生用品としての安全性、貼る場所や傷の大きさに合わせたサイズ・形状のバリエーションなど、ユーザー視点に立った商品開発を推進しています。
肌へのやさしさと安全性の担保
当社はこれまで、肌に貼るテープタイプの製品を事業の中心と位置づけ、市場を拡大してきました。かぶれにくい低アレルゲンの素材を使ったり、ムレにくくするために通気性を改善したり、しっかり貼れても肌に優しい粘着剤を工夫したりと、ユーザーが安心して使えるキズケア製品の開発に日々取り組んでいます。
法規制や品質基準への対応
医薬品、医薬部外品、医療機器、衛生用品としての品質基準や表示要件を満たすことはもちろん、ISOなど国際規格、CSRへの対応を推進し、原料の受入れから製品の出荷に至るまで、厳しい管理体制で高品質を確保しています。
※阿蘇製薬本社工場は、ISO9001、ISO13485の認証を取得しています。
今後も、商品開発体制をさらに強化し、医療・日用品の垣根を超えた新たなキズケアソリューションを創出することで、国内外のお客様に選ばれ続ける企業を目指します。
新規事業開発
New Business Developmentこれまで当社は、キズケア商品のエキスパート企業として数多くの製品を開発し、市場に投入してきました。そしてケガやトラブル発生時に、「応急的な処置」として使用される絆創膏やドレッシング材の商品開発から一歩進んで、ケガやトラブルの発生前に「予防」「予病」として使用する新たな商品カテゴリーにも進出しています。
安眠サポート商品カテゴリー
「口とじスリープテープ」は、口にテープを貼る事で、睡眠中のいびきの低減が期待できるほか、口呼吸から鼻呼吸に切り替わる事で、体内に取り込む空気の加湿、浄化、加温、免疫力向上など、「予病」効果が期待できます。それだけでなく、鼻呼吸には、歯並びの改善、顔つきの変化など、多くのメリットがあります。
「鼻呼吸が楽になる 鼻腔拡張テープ」は、鼻腔を広げる機能を持つテープ材の衛生用品。鼻呼吸時の鼻通りを良くすることで、鼻詰まりの改善や、いびきの軽減、スポーツ時の呼吸サポートなどが期待できます。
当社の鼻腔拡張テープは、独自形状の「リリーフカット」（意匠登録済）構造を採用しています。
鼻腔を広げようとする力を分散させることで、しっかり鼻腔を開きながら、はがれにくいという特長を持った商品です。
この商品も、「予病」効果として有効な「鼻呼吸」を促進する商品となります。
クラリネット・サックス奏者用「EMULリップサポーター」
当社が初めて「楽器演奏者用サプライ商品」として商品開発した「EMULリップサポーター」。クラリネット、サックス奏者が下唇の痛みを抱えながら演奏しているという実態を調査し、サンプルを使用した商品モニターで演奏者の声を盛り込みながら、島村楽器株式会社様PB商品として商品化を実現しました。演奏により発生するケガを「予防」する、究極のキズケア商品です。
キズケア商品のエキスパート企業として、「ケガやトラブルが発生する前に予防・予病 する」という新たな視点での商品開発についても、今後積極的に取り組んでまいりま す。