「品質」と「安全」への責任。
守り、磨き続ける「阿蘇製薬のこだわり」

阿蘇製薬は、創業以来、皆様の日常と健康な暮らしを支えるため、ひとつひとつの製品に医薬品、医療機器メーカーとしての揺るぎない責任と深い知見を注いできました。
当社が主力とする絆創膏や創傷被覆材、磁気治療器等の開発において、直接体に触れる商品だからこそ、「品質の追究」と「安全性の徹底」を最重要課題として捉え、モノづくりに対しての「こだわり」をもって取り組んでいます。

01

絆創膏のこだわり

一般的な絆創膏は、「ネット貼り合わせ式」が多く、パッドが硬めで薄いのが特徴です。
阿蘇製薬の「ネット巻き込み式」は、ネットで吸水層を巻きこむ方式のため、ネットと不織布間を圧着していません。
そのためパッドがソフトで厚めに感じられ、吸水層の性能を最大限に生かせるのが特長です。

※下図は画面に収まらない場合、
左右にスライドしてご覧いただけます。

ネット貼合せ式パッド

一般的な絆創膏

ネット貼合せ式パッドの見た目
ネット貼合せ式パッドの構造

ネットが不織布吸水層に溶着されている

  • 熱と圧力でネットと不織布吸水層を圧着しているのでパッドが硬めで、厚みも薄く感じる
  • 体液の吸収への影響

ネット巻込み式パッド

※当社一部商品で採用されています。

ネット巻込み式パッドの見た目
ネット巻込み式パッドの構造

ネットで不織布吸水層を巻込んでテープに固定

  • ネットと不織布吸水層を圧着していないので、パッドが厚めに感じて、肌触りがソフトになる。
  • 体液の吸収を担う不織布吸水層の性能を最大限に生かせる

ネット

(傷への固着防止)

不織布

(体液の吸収)

02

磁気治療器のこだわり

阿蘇製薬の磁気治療器「磁気バンS」は、こだわりの片面着磁方式を採用。磁力線が皮膚側に集中して発生し、磁気が浸透します。磁気により血行が促進されることで、「コリ」の症状を改善します。

一般的な磁気治療器は、「上下着磁方式」 磁力線(イメージ図)
阿蘇製薬の「磁気バンS」は「片面着磁方式」 磁力線(*イメージ図)

肩の“コリ”とは、どういうこと?

緊張や疲労などにより、筋肉が収縮して、“硬く”“太く”なった状態を言います。
このような状態になると、筋肉中の血管が圧迫され、血行不良が発生しやすくなります。

血行不良が発生すると、血液中の老廃物の流れが悪くなり、これが筋肉の神経を刺激することで痛みや疼き(うずき)を 発生させてしまいます。

健康的な筋肉のイメージ

栄養素や酸素が血管を流れ疲労物質も筋肉にたまりにくい

『コリ』のある筋肉のイメージ

筋肉が緊張し血管を圧迫、血行不良で疲労物質が筋肉にたまりやすい

磁気バンによる効果のイメージ図

磁気による“コリ”改善のメカニズム

磁気バンに取り付けられた永久磁石により筋肉内の血液の流れが良くなることで、“コリ”の症状を改善します。

03

衛生包装のこだわり

衛生包装のイメージ。傷あてパッド 滅菌紙 透明フィルム

遮菌性の高い「滅菌紙」により菌の汚染リスクを低減

阿蘇製薬の「傷あてパッド」は、遮菌性の高い滅菌紙包装を採用しています。
パルプの微細な繊維構造により、空気・水蒸気などの気体は通過する一方、細菌・真菌(カビ等)などは通過できないため、滅菌処理後の菌による汚染リスクを低減します。
傷口に貼るからこその阿蘇製薬の「こだわり」です。

滅菌紙による菌の汚染リスクを低減するイメージ図
滅菌紙による菌の汚染リスクを低減するイメージ図

傷あてパッド個包装(滅菌紙側)

コピー用紙の繊維の拡大写真

コピー用紙の繊維

滅菌紙の繊維の拡大写真

滅菌紙の繊維

04

滅菌のこだわり

絆創膏や創傷被覆材などの医療機器は、直接「傷口」に貼るため、雑菌が付着していると、感染症の原因となる恐れがあります。
特に、小児や高齢者、基礎疾患のある方は、軽い傷の感染から重症化することもあります。

絆創膏製造に当たっての滅菌処理を行う流れ

個包装ごとの滅菌処理で「※無菌性」を保証

阿蘇製薬の「滅菌済医療機器」は、製造機で個包装まで製造した後に、個包装ごと滅菌処理をおこなっており、これにより出荷時点での「無菌性」を保証しています。

※無菌性…無菌性保証水準(SAL≦10-6)の達成

医療機器の滅菌処理の流れの図。殺す(殺菌):滅菌→完全に殺す。消毒:滅菌→ある程度殺す。殺さない:抗菌(抗菌加工品)→増殖を防ぐ。除菌→取り除く。何もしない:生きた細菌(病原菌)と死んだ細菌(病原菌)が増殖する。

殺菌・滅菌・抗菌の違い

医療衛生用品を扱う上で重要な「殺菌」「滅菌」「抗菌」などの言葉は、それぞれ意味と効果が異なります。

  • 滅菌:細菌や病原菌を完全に殺す(死滅させる)ことを指します。限りなく無菌状態に近づけるための最も徹底した処理を指します。
  • 消毒:細菌や病原菌をある程度殺す(死滅させる)ことを指します。完全に無菌にするわけではありませんが、感染症のリスクを下げる目的で行われます。
  • 抗菌:細菌の増殖を防ぐことです。細菌を殺すわけではなく、製品の表面などでの繁殖を抑制する加工を指します。
  • 除菌:対象物から細菌を取り除くことです。増殖を防いだり、殺したりするのではなく、物理的に数を減らす行為を指します。。

阿蘇製薬の絆創膏や傷あてパッドなどの医療機器は、滅菌処理を行うことで、出荷時点での無菌性を保証し、お客様に安心してご使用いただけるよう徹底しています。

口とじスリープテープの商品画像

阿蘇製薬の「個包装」+「滅菌処理」へのこだわり

阿蘇製薬は、絆創膏や傷あてパッドなどの医療機器だけでなく、衛生用品の「口とじスリープテープ」でも、「個包装」+「滅菌処理」を実施しています。
口元に貼る商品だからこその、阿蘇製薬のこだわりです。