医療関係者の皆さま

ホーム 医療関係者の皆さまへ 巻き爪プロテクター

製品の特長

  • 手術の必要がない。
  • プロテクターフックを爪の先端、一箇所に引っ掛けて絆創膏で固定するだけ。
  • テコの原理で逆方向に牽引することで圧迫部から引き離し、食い込みを軽減・防止する。
  • 治療後直ぐに痛みの緩和が期待できる。
  • ポリカーボネート製フックを採用することにより、丈夫でありながらコストを抑えた設計。
  • 個包装、滅菌済で衛生的。
  • 本品は特定保守管理医療機器です。

使用方法

  1. 本品の爪挿入口(爪捉え口)を、陥入爪のある爪甲中央部付近に先ず挿入してください。
  2. 次に、中央部付近から患部に近い部分に移動させてください。
  3. 被覆してある両側のセパレータのうち片方を剥ぎ、巻き爪プロテクターの平板部を爪甲部に押し当てて貼り付け、もう一方のセパレータも剥ぎ、指本体に巻きつけて固定するように張り付けてください。
  4. 固定が充分でない場合には、医院ご使用の医療用テープ等で補強してください。炎症部は殺菌消毒剤等で適切な処置をおこなってください。
  5. 次の「使用上の注意」に該当しない場合、2、3日間は器材装着のままで入浴も可能です。器材装着後の炎症部の治癒が、器材装着期間のおおよその目安になります。

※傷が塞がれば再陥入することはありません。
 爪の成長速度は個人差にもよりますが、20歳頃が0.1mm/日と最も早く、一般的に0.07mm/日という文献記載があります。
※新医療器材で治療し、経過観察するので2、3日後の再受診をお勧めください。


使用上の注意

  • 爪甲の先端部分が2mm以上伸びてない時には使用しないでください。
  • 爪甲の先端が、強く湾曲している巻き爪には使用しないでください。
  • 陥入爪の痛みではなく、装着した爪が剥がれそうに痛くなった場合は使用を中止してください。
  • 本品の使用により、発疹・発赤、かゆみ、かぶれ等の症状が現れた場合は、使用を中止し、医師又は
     薬剤師に相談してください。
  • 一度使用した製品は、再使用しないでください。

医療従事者の方から患者さんへの注意喚起

  • 定期的に受診されるようご指導ください。
  • 爪が薄い(弱い)場合には,爪が割れる可能性がありますのでご注意ください。
  • プロテクターフックで指等を切らないように充分ご注意ください。
  • プロテクターフックに割れなどの損傷が生じた場合は、危険ですので、直ちに取り外し、以後のご使用はお控えください。
  • 激しい運動をするときは本品をはずしてください。
  • 糖尿病や血行障害がある方はご使用前に必ずかかりつけの医師にご相談ください。
  • 本品の使用により、発疹・発赤、かゆみ、かぶれ等の症状が現れた場合は、使用を中止し、医師又は薬剤師に相談してください。

保管上及び取扱い上の注意

  • 直射日光をさけ、気の少ない涼しい所に保管してください。
  • 小児の手の届かないところへ保管してください。
  • 包装が開封・破損されないかぎり滅菌状態を保ちます。
  • 品質保持期限を経過したものは使用しないでください。


添付文書・その他文書