ホーム > 医療関係者の皆さまへ > エフゲン(使用法)
参考商品 | |||
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防毒マスク GM76-DS ホルムアルデヒド用吸収缶 CA-104NⅡ/FA2 |
重松製作所 | TEL 03-6903-7525 |
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保護めがね SP-17F |
A 生物学的インジケーター(Biological Indicator)
ホルマリン用は無いので、EOガス用を代用して下さい。週に1回及び密封容器の新規購入時や修理時に効果の確認を行う必要があります。被消毒物の間に入れ、殺菌業務後取り出して培養し効果を確認して下さい。
参考商品 | |||
殺菌(高水準消毒) | D/PS2-1-6-50 米国Raven社製B.I |
メルシャンクリンテック社 | TEL 0466-35-6340 |
殺菌(中水準消毒) | D/PS2-1-4-50 米国Raven社製B.I |
B 化学的インジケーター(Chemical Indicator)
常時使用して下さい。被消毒物の間に入れ、業務後取り出して色の変化で効果を確認して下さい。
参考商品 | |||
殺菌(高水準消毒) | ホルマリン殺菌カード | 三東医科工業(株) | TEL 03-3811-6107 |
殺菌(中水準消毒) | ホルマリン検知カード | 日油技研工業(株) | TEL 03-3986-4521 |
参考商品 | |||
SANTO消臭器 | 三東医科工業 株式会社 | TEL 03-3811-6107 |
アンモニアや水酸化アルカリ、血液や啖等の蛋白質、重金属、よう素塩などの易還元物質の存在で効果が減少する為、洗浄後乾燥した状態にして下さい。
被消毒物の全体が、ホルムアルデヒド(ガス)に接するように間隔をあけて並べて下さい。リネン類は、広げる又はハンガーに掛けるなど、重ならないような工夫をして密封容器に入れて下さい。
≪被消毒物の間にインジケーターを入れて下さい≫
必ず着用して下さい。
エフゲンは、密封容器の容量200㍑に対し30gの割合で使用して下さい。エフゲンが空気に触れる面積が増すほどホルムアルデヒド(ガス)が発生しやすくなりますので受皿全体に広げて下さい。密封容器が100㍑以上の場合には、エフゲンを段毎に分割して置きホルムアルデヒド(ガス)濃度が均一になるようにして下さい。
温度18℃以上・湿度50%以上での使用が効果的です。温度が10℃以下・湿度30%以下ではホルムアルデヒド(ガス)の出が悪くなり効果が減少します。密封容器内のホルムアルデヒド(ガス)濃度が低下する為、ドアの開閉は控えて下さい。
作用時間終了後、消臭を行いホルムアルデヒド(ガス)を除去します。
必ず着用して下さい。
エフゲンは、橙色の状態で1回限りの使用が効果的です。廃棄処理を行うまで、密封容器(上記1-5)に入れ保管して下さい。
≪化学的インジケーターの色の確認と生物学的インジケーターの培養をして下さい≫
他の容器に保管する場合は、殺菌(高・中水準消毒)済みの容器に汚染されないように移してください。
院内廃棄物を処理している医療用産業廃棄物処理業者(産廃業者)に処理を委託してください。
※未使用のエフゲンも同様です。
エフゲンは、爆発性でも感染性もありませんので、産業廃棄物(産廃)として取り扱う事になります。
産廃物は通常800℃で燃焼されますので、主成分のホルマリンは水と炭酸ガスに分解されます。
しかし、焼石膏は800℃処理では石膏(無水物)となり、固結性を失い、融点が1450℃ですから粉状になり残ります。
石膏の性状は泥状であり、汚泥の取扱いになります。
産業廃棄物の取扱いは県により多少異なりますので、残渣の石膏に関しましては、所轄部署にお問い合わせください。
以上の理由で、使用済みエフゲンは一定量まで貯めて置き、産廃業者に処理を委託されることをお奨め致します。