3歳未満のお子様の使用について |
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一般的に3歳未満のお子様は皮膚が薄く弱いので、強く接着した場合皮膚を傷めるおそれがあること、また誤飲のおそれがあるので使用しないでください。 |
貼付期間について |
毎日傷の状態を観察し、異常(感染等)が認められないことを確認してください。 ※感染とは・・・傷口の周りが赤くなっていたり、ズキズキした痛み・熱や腫れ、膿を持ったりしていること。 |
サイズについて |
ジャンボサイズ(59mm×78mm) |
使用方法について |
●貼る場所(部位)について
目の周辺や、皮膚の柔らかい部位の使用は避けてください。また、毛髪や体毛の濃い部位では十分に接着できず、傷口を完全に保護できない場合があります。 |
●軟膏・クリーム及び消毒剤等の併用について
軟膏やクリームが塗ってあると、皮膚への粘着性が悪くなり剥がれ易くなります。水道水等で異物やバイ菌を十分に洗い流した後に傷を保護してください。 |
●剥がし方について
市販の救急絆創膏に比べ粘着力が高いので、皮膚に対して密着性があります。無理に剥がすと皮膚を傷めますので、水道水又はシャワーやお湯等でふやかしながら注意してはがしてください。 |
●顔への使用について
目の周辺や唇の周り頬骨の辺りは皮膚が弱いので、使用しないでください。 |
●切って使用してもいいの?
表面は防水・防菌のフィルムで覆われており、バイ菌や水の侵入を防ぐ設計になっています。切ってしまうと、切断面はハイドロコロイド素材がむき出しになってしまい、防水・防菌の性能を十分に発揮できません。また、切断面から外部の水分を過剰に吸収し、パッドがふやけてしまうので、十分な粘着力を保つことが出来なくなってしまいます。切らずに一枚づつ使用してください。 |
糖尿病や血行障害のある方へ |
一般的に糖尿病の人は感染症にかかりやすく傷が悪化しやすいことが知られています。糖尿病の人は、皮膚に栄養障害が生じ、ますます皮膚が乾燥することから、バイ菌に対する免疫力・抵抗力が低下し、組織再生力も低下します。 また、高血糖状態では、体に入り込んできたバイ菌などに対応する白血球の遊走能力が低下し、感染しやすくなります。合併症の神経障害により、痛みを感じずに感染症に気付くのが遅れ、傷を悪化させてしまうおそれがあります。 使用にあたっては、医師に相談してください。 |
Q1. 保護用とはどのようなときに使うのですか? |
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大きめの浅い擦り傷や切り傷等を負った時に、キズをそのまま露出してしまうと服に触れて汚れたり、痛みを感じたり、バイ菌による感染も心配です。 また、お風呂に入るのも一苦労だと思いますが、ハイドロコロイドという特殊な素材が高い粘着力と優れた防水・防菌性を実現し、そのような外的刺激から効果的に傷を守ってくれます。 しかし、ケガをしてすぐの傷にしか使用できません。時間が経過していたり、かさぶたが出来た傷には救急絆創膏等を使用してください。 |
Q2. 従来のクイックパッド※1とどう違うのですか? |
保護用は従来のクイックパッドとは使用する傷の種類と使用目的が違い、保護用は浅い大きな擦り傷や切り傷を「効果的に」保護するために設計されています。 ※1・・・従来のクイックパッドとはふつう・大きめ・ミニ・指用・ワイドサイズの事です。 |
Q3. 従来のクイックパッド※1は管理医療機器ですが、ジャンボサイズは一般医療機器になっています。 どうしてですか? |
それぞれの製品の設計と用途に基づいて薬事分類は定められています。保護用は浅い大きな擦り傷や切り傷を保護するために開発されています。そのため、一般医療機器に該当します。 ※1・・・従来のクイックパッドとはふつう・大きめ・ミニ・指用・ワイドサイズの事です。 |
Q4. 従来のものと同じ素材ですか?キズは治りますか? |
素材は同様のものです。開発目的が保護用であるため、開発過程での治癒の効能効果について確認できておりません。 |
Q5. 貼り替えるタイミングは? |
高い粘着力を発揮します。万が一の感染を防ぐためにも毎日傷の状態を観察することをお勧めします。その際、感染が見られない場合は、傷と傷口の周辺をよく洗って新しいものに貼り替えてください。 感染の兆候が見られる場合は直ちに使用を中止し、医師にご相談ください。 |
Q6. かさぶたについて |
かさぶたがすでにある傷には使用しないでください。かさぶたが出来ていない傷(かさぶたがとれた等)は貼っていただき傷を保護してください。 |